鉄道伝説 第8巻 -昼夜を駆け抜けろ-
FTD-00008
285系サンライズエクスプレス ~新世代の寝台電車を開発せよ~
国鉄が最後に寝台車を開発してから二十余年。一時期は絶大なるブームを誇った寝台列車・ブルートレインの利用者数も下降線を描き始め、JRは夜間輸送を考え直す時期に来ていた。そんな中、平成8年末にJR西日本とJR東海の2社による新型寝台列車の開発が決定した。 |
国鉄581・583系 ~昼夜を問わず走る電車を開発せよ~
昭和30年代、右肩上がりを続ける高度経済成長を背景に、増え続ける車両。しかし、車両の収容能力が限界に来ていた国鉄は、昼は座席車として、夜は寝台車として運用することで収容基地が不要となる昼夜両用の電車の開発を考えた。昼行特急としての開放的な座席空間。夜行特急としての快適かつプライバシーを守る仕切られた寝台空間。相反する条件を両立させるため、星晃率いる開発陣は焦りながらも試行錯誤を重ねる。「ヨンサントオ」のダイヤ改正に向けて、開発期間はたったの9ヵ月だった。 |
特急「あさかぜ」国鉄20系客車 〜走るホテルを作れ〜
「これでは特急の名に値しない。すぐに新しい車両を作れ。」 |
星晃氏 所蔵「20系客車を中心とした記録写真集」(音声無し)
多くの名車を生み出してきた技術者・星晃。彼の眼は、当時何を見ていたのか。開発した技術者ならではの視点で撮られた貴重な写真の数々が、スライドショーで蘇る。 |