鉄道伝説

鉄道伝説 日本の鉄道史の伝説が、今ここに蘇る!

鉄道伝説 第9巻 -大動脈輸送の発展-

パッケージイメージ

FTD-00009

第9巻2015年4月26日発売

本編

●500系新幹線 〜営業運転・時速300kmへの挑戦<前編>〜
●500系新幹線 〜営業運転・時速300kmへの挑戦<後編>〜
●大阪万博 波動輸送 〜2200万人の輸送を成功させよ〜

特典映像

●「ファンが選ぶ 第3回 鉄道伝説大賞」前編

※映像内容は、収録当時(初回放送)の情報になります。

本編72分+特典映像54分

(1枚組)

希望小売価格:
¥6,380(税込)

Yahooショッピングでのご購入はこち
amazonでのご購入はこち
本編

500系新幹線 〜営業運転・時速300kmへの挑戦<前編>〜

イメージ

国鉄分割民営化による後継のJR西日本は、他のJR各社に比べ発足当初から不採算路線を多く抱えていたため、独自の生き残る道を模索。収入の4割を占めていた新幹線の抜本的な改革を行うこととなった。山陽新幹線の高速化である。
計画当初は既存の100系新幹線の改良による高速化、時速270km運転が目標であったが、途上で予想外の騒音問題が噴出。既存の車両ではこの問題を解決できないため、独自の次世代新幹線500系の開発を決断した。
山陽新幹線区間の理論上最高速度350km/h、営業運転は日本初の300 km/hを目指し、平成4年に各部門の精鋭スタッフが集結した試験実施部を設置。常識を越えた挑戦の始まりであった。

500系新幹線 〜営業運転・時速300kmへの挑戦<後編>〜

イメージ

JR西日本の一大プロジェクト、次世代新幹線500系。高速試験車両WIN350は当時の国内最高運転速度350.4 km/hを記録。しかし高速走行時の騒音問題は依然として解決できずにいた。
騒音基準値をクリアするために、複雑な構造で気流を乱し、大きな騒音を発生させる原因となっていたパンタグラフの改良が行われた。試行錯誤の中、解決のヒントをもたらしたのは、ある意外なものであった。
さらに解決しなければいけないもう一つの騒音問題があった。それはトンネル侵入時の気圧の変化によって起こるもので、従来の形状ではトンネル出口から大きな音が発生してしまうのである。問題解決のために鉄道総合研究所、航空宇宙技術研究所の協力を得て空気抵抗の減少を実現。他にも車体に特殊な構造を採用するなど課題を解決しながら徹底的な高速化に挑戦した。
JR西日本の一大挑戦により、人々を魅了した未来の新幹線が生み出された。

大阪万博 波動輸送 〜2200万人の輸送を成功させよ〜

イメージ

1970年に開催された大阪万博(EXPO’70)総入場者6421万人。東京五輪と共に高度成長のシンボルとなるメガイベントの影では、前例のない鉄道輸送に戦い続ける男たちがいた。
輸送の主役と目された東海道新幹線は当時の編成、ダイヤでは対応できない事が判明。早急な対応策が求められた。車両編成の増加、ダイヤの増発。さらには急行用の新形車両「12形客車」の増産も行われ準備万端かと思われた。
しかし入場者予想数が上方修正。新幹線だけでなく旧型車両をかき集め臨時急行「銀河」の増発。開催後も乗客は増え続け、国鉄は第1次、第2次追加手配を実行。騒音問題で深夜運行不可能だった新幹線も特別に深夜運行となる「ひかり328号」を増発。更に様々な困難のもと、「先行する急行を追い抜く」という前例のないダイヤで東海道本線・臨時こだまの乗り換え用臨時列車「エキスポこだま」を運行。最終的にはダイヤに載らない臨時列車の増発まで行われた。
半年間、史上最大級の鉄道輸送に奮闘した男たちの伝説に迫る。

特典映像

特典映像:「ファンが選ぶ 第3回 鉄道伝説大賞」前編

イメージ

2015年3月 東京・新宿ロフトプラスワンで行われた「ファンが選ぶ 第3回 鉄道伝説大賞」の模様を収録。2014年の鉄道界を振り返り、鉄道ファンたちによるナンバー1の出来事が選ばれた。
出演:野月貴弘、川島令三、横見浩彦、梅原淳、S-flyer桜井DJ  MC:東海林桂

PAGE TOP
発売・販売元:株式会社ファブコミュニケーションズ | ©2013 BSフジ/FAB